東大発ベンチャーカオスマップが発表! 注目のベンチャー企業が目白押し!

AI

今、大学発ベンチャーの設立が加速しています。
経済産業省の平成30年度大学発ベンチャー調査によると、2018年に確認された大学発ベンチャーは2,278社となっており、2017年度の2,093社から185社増加しています。その中でも東京大学は、2018年に確認された大学発ベンチャーが271社と1位に位置しており、2位の京都大学とは倍以上の開きがあります。

このような世の中の動きに対して、最先端領域の研究や社会的意義の大きい研究に取り組む学術機関に対しての支援を行う公益研究基盤機構 一般社団法人が、東大発ベンチャーカオスマップ 2020年版を発表しました。

アイデミーも掲載されています!

東大発ベンチャーカオスマップ 2020年版

公益研究基盤機構(以下PPRP)が6月24日に発表した東大発ベンチャーカオスマップ2020年版では、東京大学の研究室の研究成果を事業化する目的で創立されたベンチャー企業をAI・ロボティクス・モビリティ・医療・バイオ・エネルギー・教育・その他の8つの分野に分類し、総勢67社が掲載されています。

アイデミーが掲載

AI部門では、アイデミー含め合計20社が注目のベンチャーとして掲載されています。
現在アイデミーは事業拡大しており、今年の1月30日には東京大学エッジキャピタルなどを引き受取先とする第三者割当増資により、総額8.3億円を調達しています。事業としてAIプログラミング学習サービスだけでなく、企業のAI内製化支援にも力を入れています。
他にも、AIの第一人者 松尾豊氏が率いる「松尾研究室」発のベンチャー企業である「株式会社DeepX」や「株式会社ACES」、「NABLAS株式会社」が掲載されています。

カオスマップ発表の目的

東京大学はこれまで長期に渡り大学発ベンチャーを支援するエコシステムを整えてきた結果、国内では他大学の追随を許さぬ、日本一の「起業家輩出校」となっています。バイオのユーグレナから、ITのグノシー、医薬のペプチドリームを始め、多くの企業が挙げられます。
投資家・VCや民間企業をはじめ多くの関係者に、今後大きな活躍が期待される東大発のベンチャー企業の認知を広げることで、社会的意義の大きい大学の研究シーズの事業化や産学連携の活性化に貢献することを目的として、東大発ベンチャーカオスマップが発表されました。

背景

今回発表に至った背景には、日本の大学で生まれる発明が収益化されておらず、なかなか社会に実装されていないという問題があります。国内の特許1件あたりのライセンス収入は米国の22分の1にとどまり、企業から大学への投資も海外に比べて小規模です。学術活動やその成果を経済的に適正に評価・活用される環境がなければ、優秀な人材が流出し、研究の土壌が痩せ細るといった悪循環も懸念されています。

公益研究基盤機構とは

PPRPは、日本国内で最先端領域の研究や社会的意義の大きいとされる研究に取り組む学術機関に対して、総合的な支援を行う一般社団法人です。「研究者が自身の研究に打ち込むことができる環境を構築すると共に、研究成果が正当に評価され、社会へ還元される仕組みを作る」という想いを抱く東京大学・京都大学出身者が集まり、運営されています。
PPRPは次の6つの事業が大きな柱となっています。

助成金補助

研究費助成の一部を支援する。研究者の独創的・先進的な研究や将来性の高い研究に対して審査を行い、通過した研究に対して助成を行っている。

産学連携マッチング

共同研究や受託研究といった形で、民間企業と研究所のマッチングを行う。民間企業の抱える課題に対して、近いテーマと分野の取り組みを行っている研究所の紹介や、研究者が取り組みたいテーマに対して、支援を行う民間企業の紹介など。

研究者向け職業紹介

研究者ごとに相性のいい企業の紹介から、内定確定までの支援を行う。研究者が就職活動に時間を奪われることないように支援している。

研究活動支援

研究室向けに特化したHPテンプレートを用いて、研究所紹介HP制作を支援する。研究内容や所属メンバーの情報をわかりやすく発信する事で、研究室の知名度向上・研究活動の活性化を推進している。

学会運営支援

学会カンファレンス管理CRMソフトウェアを提供し、学会主催者を支援する。

AIプロジェクト調査

日本全国の民間企業のAI導入事例に関する情報を蓄積した「日本AIデータベース」を展開している。過去のAI導入の成功・失敗事例から、重要な研究課題の把握や、民間企業の「PoC倒れ」防止に役立てる。

アイデミーとは

アイデミーという会社

アイデミーは代表取締役社長である石川聡彦が東京大学在学中である2014年に創業しました。当初は、商品特化のSNS、ポイントカードアプリなど様々なスマートフォン向けアプリケーションなどを手掛けており、現在とは事業内容が異なりました。東京大学でAI研究で著名な松尾豊特任准教授(当時)の講義など、機械学習を学んでいた石川は、知人の紹介でヘルスケア企業からビッグデータ解析システムの開発を依頼されます。そこで企業が学生に依頼するほど、社会のAI分野における人材不足を感じ、アイデミーのAIプログラミング学習サービスへと繋がりました。

2017年にAIプログラミング学習サービス「Aidemy」がリリースされると、2年で登録ユーザー数は6万5千人、120社以上の企業に導入されるまでになりました。ゼネラルリサーチ社による全国の経営者1094名に行ったアンケートでAI学習サービス満足度において第1位と大変ご好評いただいております。

ミッション

アイデミーのミッションとして「先端技術を、経済実装する。」があります。
「3ヶ月で未経験でも実務で通用するAIスキルを身に着けることが出来る」サービスをご利用していただくことで、皆様がAI人材としてご活躍するお手伝いをすること。また、単なる教育プラットフォーマーにとどまらず皆様とともに事業創造に伴走することが、このミッションを達成できると考えております。

サービス設計をする上で大切にしているゴールは、「ユーザーを教育・研修すること」ではなく、「AIプロジェクトが成功し、利益を生む状態にすること」です。そのため、AIが絡むシステムを受託開発するというやり方を取らず、AIのプロジェクトをユーザー主導で作り上げるため、必要なツールを提供するというビジネスを展開しています。

3つのサービス

アイデミーは3つのサービスを提供しています。
AIプログラミング学習サービスとして、個人向けのAidemy Premium」。法人向けのAidemy Business。企業のAI内製化支援をさせていただくModeloy(モデロイ)」の4つです。

法人向けのサービスであるAidemy Businessでは、AIをビジネスに活用するために必要な知識・スキルの向上から開発支援コンサルティング、運用のプラットフォームの提供までを行います。ダイキン工業株式会社・大日本住友製薬・SOMPOシステムズ株式会社をはじめ東証一部上場企業から社員10人未満の小さな企業、大学の研究室まで、業界業種問わず120以上の法人様に導入実績があります。
modeloy(モデロイ)は、AI内製化が加速するクラウドソリューションとして、AIシステムの設計・実装・実運用までを、一気通貫してAIの内製化をお手伝いしております。

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個人様向け

Aidemy Premium

法人様向け

Aidemy Business
Modeloy

参考
公益研究基盤機構 一般社団法人
経済産業省 平成30年度⼤学発ベンチャー調査 調査結果概要
PR TIMES 10秒ではじめるオンラインAI学習のアイデミー、「ユーザー数」「満足度」「経営者が選ぶAI学習サービス」の3項目においてNo.1を獲得!

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