
GPyOptをインストールする際の落とし穴
追記(2017/10/3): このエラーが発生していたのは前提パッケージとなるGPyなんですが、修正版が早速公開されたようです。 以下の記述は筆者がタイミング悪く修正される前のパッケージをインストールしたときのものです。 なので似たような事例があった場合の解決方法として残しておきます。 GPyOptをインストールする際は以下のコマンドを入力してください。
余談ですがすでにparamzはバージョン0.8.5になっていて更新が早い……。
みなさん、機械学習楽しんでますか? そろそろ機械学習にも慣れてきてハイパーパラメーターチューニングに手を出そうと考えてる人も多いのでは? さてそんな人なら耳には入っているであろうパラメーターをベイズ推定によりサーチするパッケージの一つGPyOptについて。
まずはGPyをインストール
GPyOptはとても便利なパッケージなためインストールも簡単……ではありません。 まずはGPyというパッケージをインストールしなければなりません。 これは次のコマンドをコマンドプロンプトに打ち込みましょう。
管理者権限が必要な場合はsudo
もつけてくださいね?
GPyOptをインストール……できない!
問題はここから。 次に以下のコマンドを実行します。
すると次のエラーが。
paramzの中にties_and_remappingsがないよというメッセージが。 あわててparamzの公式ドキュメントをみてみました。 ドキュメントの中にはこの関数はあるようです。
モジュールのバージョンが違った
ふとここでモジュールのバージョン違いでは?と考えバージョンを確認しました。
公式ドキュメントは0.7.4のものでした。 どうやらバージョンアップの際になくなったらしいです。 なのでいったんバージョンを下げて再インストール。
今度はGPyOptインストール成功
もう一度GPyOptをインストール。
今度はうまくいきました! ちなみにアップグレードオプションをつけるとparamzが0.8.3に戻りますが0.7.4のままにするほうが無難だと思います。
ところで、なぜGPyOptはrequirement.txtをつけていないのだろうか? それがあればさきにpipでGPyを入れなければいけないという面倒なことをしなくて済むと思うのですが。
ちなみにparamz 0.8.3の公開日は2017/09/30だそう。 どおりで色々検索しても出ないわけだ……。
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